残念ながらもし同じ歯が虫歯を繰り返し、5回も治療すればダメージは大きくなり、その歯は抜かなくてはならなくなると言われています。(sheiham.1994)
小さい虫歯は小さい詰め物で詰める
小さな詰め物の周りが虫歯になり前より少し大きな詰め物になる
大きな詰め物の中で大きな虫歯が見つかりやがて被せ物になる
被せ物をした歯が痛むようになり、根の神経を取って被せ物をやり変える
被せ物をしている歯の歯茎が腫れ、根の再治療を行う
ある時に歯の根が割れ、感染を起こし、再治療が不可能になり歯を抜かなければならなくなる
治療の度に歯の寿命は短くなっていくのです。
しかし、悲観的にならないでください。しっかり虫歯を除去し歯を保存する精度の高い治療を選択すれば10年、20年、30年と歯の寿命を延ばすことができるのです。
そして、1本の歯の価値を真剣に考えて下さい、もう虫歯にならないようにしっかりと日頃のケアを行っていけば今後は自分の歯で噛める人生を歩む事ができるのです。